2007年7月19日木曜日

雑記

午前中は京都造形芸術大学で3年生の演習合評。いずれの提案もおよそ合格レベルに達していない。ランドスケープデザインコース全体のレベルが低い。たぶん、友人たちの完成度をお互いに見ながら作業を進めているのだろう。図面の表現も模型の完成度も学部2年生以下のレベルだった。

この授業は週に2コマしかない。2コマしかない授業で設計演習を学ぶわけだから、当然授業以外の時間に作業を進めなければならない。ところが、どうやら学生たちは授業の直前になるまで作業をしていないようだ。授業で何とか言い訳ができる程度の作業しかしないから、いつまで経っても提案内容が充実しない。本来であれば、授業以外の時間に作業をほとんど進めておいて、授業ではその方向性を確認する程度にすべきなのである。そのあたりを勘違いしている今の3年生が4年生になったとき、いかほどの卒業制作が出てくるのか、今から相当不安になる。

夜は三田の有馬富士公園にて計画・運営協議会。有馬富士公園も来年度からは指定管理者の競争にさらされる。協議会でも、参画住民から指定管理者に関する議論が多く持ちかけられる。新たな指定管理者が参入することを恐れるばかりでなく、指定管理者という新たな局面を利用して更なるマネジメントの充実を図るべきではないだろうか。

山崎

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