2008年7月15日火曜日

雑記

昼から建築家の藤村龍至さんの事務所へ。本人が設計に携わった建築物のなかに事務所を構える。恵まれたシチュエーションである。居ながらにしてポストコンストラクションアナリシスができる。興味深いつくり方/つかい方だ。

藤村さんといろいろ話をした。話をすればするほど、アプローチは違えど建築に対するまなざしや建築業界に対するまなざしは共通点があるということを感じる。その後、建築物を案内してもらう。随所に新しい試みがあって楽しませてくれる。大高さんの坂出人工土地を思わせるような構成でワクワクする。

その後、本郷で国土形成計画に関する研究会。大阪市立大学の瀬田さんが代表を務める研究会で、東大の松行さん、金さん、東北大の姥浦さんと学生の三浦さんが参加する。まずは人口減少社会に関する課題を列挙することから始めようということになる。

さらに移動して赤坂の博報堂でi+dプロジェクトの打ち合わせ。このプロジェクトはかなり面白いものになりそう。大学院生を中心とした参加者を募集して、社会問題をデザインで解決するワークショップを実施する予定。もうすぐ募集要綱を配布して参加者を公募する予定。

続いて博報堂にて都市+デザインプロジェクトの打ち合わせ。都市をメディアとして捉え、都市住民が楽しく生活するためのヒントを探る。日本中で都市に関するさまざまな取組みが出現していることを知る。ただし、実際に自分たちがどんなアクションを起こすのかということになるとなかなか難しい。が、興味深い取組みでもある。都市生活のフォーマットをずらしてしまうような新機軸を提示することができればやりがいのある仕事になりそうだ。

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