「これまでの建築」も引き継ぎつつ、独自に新しいことにチャレンジしようとしている建築家たちがいます。その新しいことを模索しているさまを、若い人たちに見てもらいたい、と思っています。建築の王道は相変わらず変わらない路線を行くだろうけど、それがいつか王道とはいえないくらいのパイになることは明らかです。だからこそモダンとかポストモダンというリニアなラインから逸脱するように見える模索も、それが新たな王道を築くことに繋がるかもしれないのです。それがいいことか悪いことかというよりも、みんなに求められる仕事をしようと真摯な態度を取るのなら、「でもやっぱり俺は建てたいぜ」と駄々をこねるのではなく、そのとき建築に何が可能かを考え、模索し、実践することが重要なのではないか、と思います。(studio-L)
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- いま、建築に何が可能か -
これから僕らは何を“設計”するのか?
高度経済成長期までは建築分野の“設計”の対象は明確だった。
しかし、日本は2005年より人口減少時代に突入した。
2020年には新設の公共事業がなくなり、民間の住宅着工数も100万戸から50万戸に減ると言われている。
床は余り、「建てること」が無条件で求められる時代ではなくなるのだ。
これから建築を志す人は何を“設計”するのか?
これまでの建築分野の“先人”は、もはやロールモデルとして参考にならない。
建築の考え方や技術は他の何に使えるのか。
[日時] 6月19日(土) 18:30〜21:00
※終了後、会場近くにて懇親会を開催します。(希望者のみ)
懇親会…21:00〜23:00 会費3,000円
[会場] 大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス(大阪駅前第3ビル 19階)
地図を表示
[参加費] 一般1,000円 学生500円(当日、会場にてお支払いください。)
[内容] 各パネリストによるプレゼンテーション(近作について)、パネルディスカッション
[参加パネリスト]
・吉永健一(吉永建築デザインスタジオ)
・河原司、中川晴夫、笠嶋彩子(Architect Taitan)
・田中淑恵、内藤玲子(SWITCH建築デザイン事務所)
・香川貴範、伊藤立平、岸上純子(SPACE SPACE)
・家成俊勝、大東翼、赤代武志(dot architects)
・玉井恵里子(tapie)
(順不同、敬称略)
[コーディネーター]
・山崎亮(studio-L)
[参加申込み方法]
氏名・性別・年齢・所属・懇親会への参加有無を記入の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。折り返し、事務局より参加のご案内をいたします。
申込み締切:2010年6月15日(火)
申込み先:hozsympo@gmail.com
短縮URL:http://hoz-pro.org/member/symposium.html (チラシをダウンロードできます。)
[主催] ホヅプロ実行委員会
[協力] 大阪産業大学、studio-L
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