2008年の「震災+design」は、studio-Lにとって、様々な課題を「デザインの力」で解決する「ソーシャルデザイン」に取り組んだはじめてのプロジェクトでした。その中で生まれたアイデアがもとになり、現在、複数のアイデアが東日本大震災の被災地で活用されています。そのひとつが被災地や避難所で、ボランティアスタッフや被災された方々が自分にできることを表明する「できますゼッケン」。さまざまなスキルや知識を相互で共有し、助け合うためのツールとして活躍しています。その「できますゼッケン」がこのたび2011年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
http://www.g-mark.org/award/detail.html?id=38199
阪神大震災の経験がきっかけで生まれたアイデアが実際の被災地で活躍し、こうした形で評価いただいたこと、心からうれしく思います。
東日本大震災の被災者の方々の中には、まだまだつらい日々を過ごしている方々が多くいらっしゃいます。今後も、この「できますゼッケン」が、少しでも避難生活を送られるみなさんのお力になれることを願っています。
できますゼッケンはこちらのサイトからダウンロードできます。ぜひご活用ください。
http://issueplusdesign.jp/dekimasu/
「震災+design」からスタートした「issue+design」プロジェクトは、未曾有の震災が起こった今年、ふたたび震災をテーマに展開しています。「震災復興+design」と題した今年のプロジェクトでは、被災地が抱える中長期的な課題解決に必要な商品、サービス、空間、情報、仕組みのデザインをワークショップやコンペを通してともに考えます。現在、コンペを実施し、11月30日までみなさんのアイデアを募集中です。ぜひこちらもたくさんのご応募お待ちしております。
http://issueplusdesign.jp/project/06_fukkou/
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