2008年12月18日木曜日

僕の出身地は西宮である、としてみると。

午前中は武庫川女子大学にて生活環境学部長の瀬口和義先生と打合せ。E-DESIGNの忽那裕樹さんの紹介(感謝!)で来年度から「造園学演習」という講義を担当させてもらうことになったので、その詳細について打合せさせてもらった。どうやら僕は辻本智子さんの後任だということ。辻本さんは大学の大先輩である。

僕は小学校時代を兵庫県の西宮市で過ごした。武庫川女子大学のすぐ近くに住んでいたこともあって、同大学は小さな頃から親しみのある大学だった。まさか自分がその大学でランドスケープデザインについて教えることになるとは思っていなかったが。。。

25年ぶりに西宮市立小松小学校区を歩いてとても懐かしい気持ちになった。西宮はとても楽しい時間を過ごした場所である。親が転勤を繰り返す仕事だったので、僕には出身と呼べそうな場所がいくつかある。「出身は?」と聞かれるたびにいくつかの地名を出すのはややこしいので、あるとき「どこかひとつに決めてしまおう」と思った。そのとき真っ先に思い浮かんだのが「西宮」である。僕にとって最も愛着のある居住地なのだろう。そんな場所に勤務することができるのがとても嬉しい。

午後から山口県へ移動。集会所建設のためのワークショップで進行を担当する。街の開発者である積水ハウスさんと、山口大学の鵤(いかるが)心治先生と研究室の学生さんたちと一緒にワークショップを実施。地域の魅力と課題を出してもらったところ、課題以上に魅力がたくさん飛び出した。積水ハウスさんのまちづくりの威力を実感。居住者からこれだけ良好な反応を引き出すまちづくりはとても難しい。今後が楽しみである。

ワークショップ終了後、積水ハウスの関係者や山口大学の方々と食事へ。鵤研究室の学生さんたちはとても気さくで素直で付き合いやすい。これだけのコミュニケーション能力があれば、どんな種類の社会へ出ても対応できるだろう。

食事会のなかで、積水ハウスの綿崎さんと出身地の話をした。さっそく出身地の話だということで、かねてから用意していた「西宮」という地名を出した。すると綿崎さんも西宮だという。僕が武庫川女子大学の近くに住んでいたことを話すと、綿崎さんは小松小学校出身だという。同窓生である。25年ぶりに小学校区を歩いた日の夜に、偶然同窓生に会うことになるというのはすごい!!と驚くやら喜ぶやら。同席したほかの人たちにとっては、どうでもいい話だっただろうが。。。

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