2010年3月14日日曜日

トビムシのバイテンでお話します。

トビムシという会社があります。
素晴らしい事業を次々と実行に移している会社です。
そのトビムシが拠点を移動し、そこに「バイテン」を併設するそうです。
この「バイテン」も素晴らしい事業なのですが、そのオープニングセッションの一部に呼んでもらいました。
バイテンでお話します。

詳しくは→ http://baiten3331.jugem.jp/?eid=15

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ランドスケープアワー

地域の森と僕らの街の風景を創る。
風景のデザイナーは誰だ?

3/21(日)14:00-17:00
「風景を創るデザイナー、全国を駆ける。」
ゲスト:studio-L 代表 山崎亮氏

山崎さんはどうやって風景を創っているんだろう?

デザイナーが、樹木をグリッドに植えたり舗装をストライプに彩ったりしても、それは本質的に風景が完成したことになりません。風景は、そこに住む人たちの生活が積み重なって、どうしようもなくできあがってしまうもので、そのデザイナーは誰なのかと問われれば、とりもなおさずそれは生活者自身だと思います。
しかし、いまはその生活者が単なる消費者に成り下がっている。
大企業が提供するモノやサービスを購入するだけの消費者。行政が提供する公共サービスを受け取るだけの納税者。製品や公共サービスに不備があれば、企業や行政にクレームをつける。そのクレーム対応でますます非人間的なシステムをつくりだす企業や行政。
そうではなく、生活者自身が立ち上がってまちをマネジメントし、主体的なかかわりの中で風景を生み出していくというプロセスが必要ではないか。

山崎さんは、お客さんになってしまっている全国の住民を「主体的な生活者」として立ち上がるきっかけをつくっている。公園のデザインに参加してもらうこと、完成した公園のマネジメントに参加してもらうこと、まちづくりの活動を展開してもらうこと、イベントの準備から当日の運営までを住民にやってもらうこと、総合計画の策定に関わってもらうこと。
それらは、それぞれの計画や設計に住民の参加を促すだけでなく、それをきっかけにして小規模な住民のまとまり(チーム)をつくりだし、計画や設計が終わった後も、そのチームがまちづくりの活動を
持続的に展開することを目指したプロジェクト。
主体的に活動する生活者のまとまりがひとつずつ増えていくことで、結果として立ち上がる風景が活き活きとしたものになる。

それは、森林では当たり前の「生活者と風景の関係」。

僕たちが立ち上がるために山崎さんは全国を駆け回っている。
そんなことを、わくわくするような具体的なプロジェクトを通じて山崎さんに話してもらおう。


山崎亮 RYO YAMAZAKI
株式会社studio-L 代表取締役。ランドスケープデザイナーとして公共空間のデザインに携わる。
また、完成した公共空間を使いこなすためのプログラムデザインやプロジェクトマネジメントにも携わる。並行して「オープンスペースのマネジメント」について東京大学大学院で研究中。京都造形芸術大学/京都市立芸術大学/近畿大学/大阪工業大学/武庫川女子大学/大阪工業技術専門学校講師。(財)ひょうご震災記念21世紀研究機構主任研究員。
i+d workshop、いえしまプロジェクト、穂積製材所プロジェクト、海士町総合振興計画、国土政策研究会など、活動は多岐にわたる。

●事前申込
飛び入り参加もOKですが、申し込み多数の場合は入場制限をさせていただく場合がありますので、事前のお申し込みをおすすめします。

件名を「ランドスケープアワー参加希望」とし、本文に「お名前/お電話番号/メールアドレス/年齢/所属/あなたのブログや所属先のウェブサイトのURL」をご記入の上、下記の事務局までメールor FAX にてお申し込みください。
受付確認メール等はお送りしませんので、当日直接会場までおこしください。

担当:東(あずま)
Mail:baiten@tobimushi.co.jp
FAX:03-6240-1065

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