2011年2月21日月曜日

クリエイティブアジアフォーラム in KOBE

~いま、デザインに何ができるのか?~

神戸市では、デザインのチカラを、多様化する地域社会問題の創造的解決や都市の魅力向上につなげることで、新たな魅力と活力を創り出し、くらしの豊かさを創造する創造都市戦略「デザイン都市・神戸」を推進しています。本フォーラムでは、アジアのユネスコ創造都市ネットワーク・デザイン都市をはじめ、国内外で展開されているデザインのチカラを地域社会問題の創造的解決に活かす取り組み、いわゆるソーシャルデザインに関する事例の紹介やディスカッションを通じて、「いま、デザインにできること」を神戸から発信します。

日 時:2011年3月21日(月・祝)
      13:00~18:00 フォーラム  12:00~19:00 パネル展示
会 場:神戸国際会議場 国際会議室301
参加費:無料(事前申込制、定員200名)

交流会:19:00~21:00(別会場、会費3000円) 

申込・詳細は以下のHPより
http://cafkobe.jp/

<出演者>

■セルジオ・パレローニ Sergio Palleroni
ポートランド州立大学教授/建築家
1986年、サステナブル建築の研究機関「ベーシック・イニシアチブ」を創立。これまでにアメリカ、メキシコ、インド、台湾などでプロジェクトを手がける。2005年には、アメリカ南部を襲ったハリケーンカトリーナによって生じた廃材を使用した家具製作プロジェクトを実施。学生を中心に、大学や国連、政府機関と連携し、住民の意向を満たすサステナブルデザインを考案、地域の人々の協力を得ながら建設作業を進める方法で、社会課題や環境問題に取り組む活動は世界的な評価を得ている。

■マエキタミヤコ Miyako Maekita
クリエイティブディレクター/コピーライター
サステナ代表。1994年よりNGOの広告に取り組む。エコ・ライフスタイル・メディア「エココロ」編集主幹。「100万人のキャンドルナイト」よびかけ人代表幹事。2009年、名古屋において里山開発から都市にある数少ない緑地を守るための政策提言を市民の手で編み出す「第1回なごやみどりダイアログカフェ」を開催。2010年には「名古屋市生物多様性パンフレット」を手がけている。

■エドワード・ン Edward Ng
香港中文大学教授/建築家
香港中文大学や香港政府、中国政府など、幅広い立場で環境とサステナビリティに考慮したデザインの開発に携わっている。2004年には、毎年洪水で流されていた中国甘粛省の橋を架け替える「A Bridge Too Far」プロジェクトに参画。地域で調達可能な資材と修復が簡易なデザインは、社会課題を解決する手法として世界的な評価を得ている。

■ジェスキ JESKI
アートディレクター
ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツにおいて広告学科を主席で卒業後、広告代理店勤務を経て独立。これまでにLG、Hyundai、KRAFT (Oreo)などの広告を手がける。環境、平和、健康、貧困、教育を始めとした世界の社会問題について、人々の注意を喚起する広告も数多く発表し、国際的な注目を集めている。

■ステファニー・チュウ Stephanie Chu
建築家
カーネギーメロン大学卒業後、香港、カタール、アメリカなどで数々のソーシャルデザインプロジェクトに参画。2010年に仲間たちとともにArchitecture for Humanity Shanghaiを設立。中国都市部の移民の子どもたちのためのコミュニティセンター建設プロジェクトや、高齢者のための住宅改修プロジェクトなど幅広い活動を行っている。

■かわいひろゆき Hiroyuki Kawai
神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科教授
広告デザインの企画・制作と現代アートを専門とする一方で、社会連携・大学間連携を核としたアート&デザイン企画も手がける。国内外で多数の個展やグループ展を開催、受賞歴も多数。2010年には、阪神・淡路大震災の記憶を共有し、命の尊さや絆の大切さを学び、未来へつなげる「ヒトキズナ+ぷろじぇくと」を展開。神戸ルミナリエの会場でパフォーマンスを行った。

■佐々木雅幸 Masayuki Sasaki
神戸市創造都市ネットワークアドバイザー
大阪市立大学大学院創造都市研究科教授、同都市研究プラザ所長。2010年にエルゼビア社から刊行された国際学術誌City, Culture and Society (CCS)の編集長。文化経済学会<日本>会長(2008年‐2010年)。著書に『創造都市の経済学』『創造都市への挑戦』等。日本における創造都市研究の第一人者として知られる。

主催:神戸市
運営事務局:株式会社studio-L

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