8月16日に開催された自画持参ワークショップのご意見・ご感想を続々といただいていますのでここで紹介させていただきます。
【プレゼンテーションについて】
・テーマの決め方、発表者の決め方共にとても現場の臨場感と緊張感を感じながらワクワクする気持ちとドキドキする気持ちが同居した非常に良い状態で発言機会を待つことが出来ました。
・自分のネタを2分間に準備していたので誰かに聞いてもらいたいという気持ちが強く持てました。
【グループディスカッションについて】
・皆2分間で考えた話したいことをウズウズと持っているのですが、やはりファシリテーターの役割を担う人が必要で、自然と決まってきている気がしました。話題ごとにその役割を担う人が変われば話の全体の方向性にも多様性が出るのではないかと思いました。グループ内でのファシリテーターを担う人もクジで決めても良いと思いました。
・グループでのディスカッションのとき、全員に話をする順番が回らないときのために、ファシリテーターを一人指名しておくのも良いかと思います。(グループ内の一部の同じ人たちだけで話をしている場合、そのファシリテーターが話題を黙っている人に振って、話すように仕向ける。)
・時間については、何かを決めるのではなく、様々な視点からの意見を数多く出す事を目的とするのならば、5分間で皆が話して「まだ話足りない…」と言う気持ちを残す方が、7分間で一人一人の話が長くなり、あまり話せない人が出るよりも個人的には好きでした。
・発表のあとのグループでのディスカッションは7-8分くらいがよいと思います。
・皆言いたいことがあるので、もっと深めたい話があったとしても、急に話が変わってしまうことが何回かありました。
・他のグループで話された内容がとても気になりました。何とかして共有できる方法があればもっと話し終わった後の満足感が高いと思います。
【その他】
・発表者の内容とグループでの議論の繋がりが薄いように感じました。発表者の発表の意義は皆が緊張感を持ってネタを出す事に重きを置いているのか。あるいは、発表からも何か得たいのかでグループ内での話し合いの始めの形において発表者の内容に触れるか触れないかの工夫に繋がると思いました。
・もし、何かを話し合う場合に『自画持参』を行う場合においては最終的にどのような形で意思をグループ外の方々にグループとしてのアウトプットをしていくのかの部分において疑問に思いました。やはりKJ法のように紙やホワイトボードに書いていくことになるのでしょうか?
ブログで当日の様子や感想を書いてくださった方々もいらっしゃいます。
http://bit.ly/aHe6xP
http://yozaki.seesaa.net/article/159672528.html
http://bit.ly/9iWRWx
http://www.kinokoubou.com/blog/archives/001891.html
http://www.kenchikushiblog.com/ateliersou/
またtwitterでもたくさんのつぶやきをいただいています。ハッシュタグは#jigajisanです。
貴重なご意見、とても参考になります。みなさまどうもありがとうございます!
2010年8月23日月曜日
2010年8月18日水曜日
【詳細版】自画持参@250 DOORS
先日速報版でお伝えした自画持参(Bring You Own)ワークショップ。その様子をさらに詳しくご紹介します。
今回の参加者は19名で、3つのグループに分かれてすすめました。
使った道具は「ペン」、「フセン紙(一人3枚ずつ)」、「カゴ2つ」、「ホワイトボード」、「i phone(時間を計る用)」のみ。
はじめに山崎から自画持参の趣旨と進め方を簡単に説明し、ワークショップがスタートしました。
まず、3枚の紙のうち1枚に自分の名前を書き、カゴに入れてもらいます。次に、残りの紙2枚に今回話し合いたいテーマを1つずつ書いてもらい、もうひとつのカゴに入れてもらいます。今回は「大阪」に関するテーマを考えていただきました。
これで準備は完了です。
最初にテーマのカゴから1枚紙を引きます。そしてそこに書かれているテーマについてどんな話をするかを2分間で考えてもらいます。みなさんかなり真剣に考えておられ、この時間は会場が静まり返っていました。
2分立ったら名前のカゴから紙を1枚引いて発表者を決めます。緊張の一瞬です。
当たった人には、考えた話を前で発表してもらいます。発表時間は2分間ですが、みなさん短い時間の中でテーマに沿った話をオチまでつけて話されていて見事でした。
次は5分間のディスカッションタイムです。テーマについてグループごとに話し合います。かなり話が盛り上がり、5分間では中途半端に途切れてしまうため、最後のディスカッションは7分に延ばしてみました。
その後は発表者の人が紙を引いて、次のテーマと発表者を決めるという形でどんどん進み、1時間半の間に4回ローテーションすることができました。
途中からは山崎自身もワークショップに参加。ファシリテーターがいらないので、全員が同じ立場で参加可能なのがこのワークショップの面白いところです。
すべてのトークテーマが使われるわけではない、全員が発表できるわけではない、という状況が、「せっかく考えたトークテーマや話の内容を発表したい!」という参加者のみなさんの思いを盛り上げ、活発なディスカッションにつながっているのが印象的でした。
この「自画持参(Bring Your Own)」はオープンソース型のワークショップです。いろいろな人がいろいろな場所でこの方法を試し、その結果や改善点を出し合いながらどんどんブラッシュアップしていこうという趣旨でつくられています。
というわけで、このブログでも、参加者のみなさんから続々といただいている感想・ご意見をまとめて発信していきたいと思っています。
ただいまとりまとめ中ですのでもうしばらくお待ちください。
今回の参加者は19名で、3つのグループに分かれてすすめました。
使った道具は「ペン」、「フセン紙(一人3枚ずつ)」、「カゴ2つ」、「ホワイトボード」、「i phone(時間を計る用)」のみ。
はじめに山崎から自画持参の趣旨と進め方を簡単に説明し、ワークショップがスタートしました。
まず、3枚の紙のうち1枚に自分の名前を書き、カゴに入れてもらいます。次に、残りの紙2枚に今回話し合いたいテーマを1つずつ書いてもらい、もうひとつのカゴに入れてもらいます。今回は「大阪」に関するテーマを考えていただきました。
これで準備は完了です。
最初にテーマのカゴから1枚紙を引きます。そしてそこに書かれているテーマについてどんな話をするかを2分間で考えてもらいます。みなさんかなり真剣に考えておられ、この時間は会場が静まり返っていました。
2分立ったら名前のカゴから紙を1枚引いて発表者を決めます。緊張の一瞬です。
当たった人には、考えた話を前で発表してもらいます。発表時間は2分間ですが、みなさん短い時間の中でテーマに沿った話をオチまでつけて話されていて見事でした。
次は5分間のディスカッションタイムです。テーマについてグループごとに話し合います。かなり話が盛り上がり、5分間では中途半端に途切れてしまうため、最後のディスカッションは7分に延ばしてみました。
その後は発表者の人が紙を引いて、次のテーマと発表者を決めるという形でどんどん進み、1時間半の間に4回ローテーションすることができました。
途中からは山崎自身もワークショップに参加。ファシリテーターがいらないので、全員が同じ立場で参加可能なのがこのワークショップの面白いところです。
すべてのトークテーマが使われるわけではない、全員が発表できるわけではない、という状況が、「せっかく考えたトークテーマや話の内容を発表したい!」という参加者のみなさんの思いを盛り上げ、活発なディスカッションにつながっているのが印象的でした。
この「自画持参(Bring Your Own)」はオープンソース型のワークショップです。いろいろな人がいろいろな場所でこの方法を試し、その結果や改善点を出し合いながらどんどんブラッシュアップしていこうという趣旨でつくられています。
というわけで、このブログでも、参加者のみなさんから続々といただいている感想・ご意見をまとめて発信していきたいと思っています。
ただいまとりまとめ中ですのでもうしばらくお待ちください。
2010年8月16日月曜日
【速報版】自画持参@250 DOORS
体験型講座の「見本市」、250 DOORSで本日山崎がワークショップを開催させていただきました。
テーマは『「自画持参(BYO:Bring Your Own)」を体験しよう。』。
産業能率大学教授の長岡健氏と、慶応大学加藤文俊氏が考案されたワークショップ「自画持参(BYO:Bring Your Own)」を試験的に実施しました。
このワークショップのすすめ方はとてもシンプルです。
1.参加者それぞれが自分の名前をメモに書き、名前の箱に入れる。
2.参加者それぞれが話し合いたいテーマをメモに書き、テーマの箱に入れる。
3.テーマの箱からメモを一枚引く。
4.参加者はそのテーマについて何をしゃべるか、2分間考える。
5.名前の箱からメモを一枚引く。
6.そこに名前が書かれていた人が2分間スピーチを行う。
7.その後グループで5分間そのテーマについてディスカッションする。
あとは3から7を時間が許す限り繰り返します。
今回は「大阪」というフレームに絞って参加者のみなさんにトークテーマを考えていただきましたが、本当に多様なトピックスが出てきました。
・大阪の魅力は?
・大阪はどうすればもっと良くなるか?
・21世紀の大阪はどうしたら元気になる?
・大阪で一番好きな「まち」は?(好きな理由も)
・おすすめの場所
・大阪のお気に入りスポット
・大阪で一番お気に入りの場所は?
・大阪の行って面白い場所について
・世界に誇れる大阪のモノ・コト・ヒトって何だと思う?
・大阪と東京の違いは?
・大阪ってローカルだと思う?
・大阪の「キタ」と「ミナミ」の違いについて
・大阪府民からみた大阪性、県外の人からみた大阪性について
・大阪での泉州地方のイメージ
・御堂筋のイメージ
・御堂筋をかしきって何かできるとしたら何がしたい?
・大阪の食べ物
・大阪の食べ物について
・大阪の味
・たこやき
・大阪のお土産
・梅田のおいしいお店
・大阪で一番好きなラーメン屋さんは(好きな理由も)
・大阪の女
・大阪の女性について
・大阪人の人柄
・大阪の若者について
・大阪人の好きな所について話して下さい
・大阪の文化って
・大阪のファッション
・関西弁について
・大阪の歌といえば?
・阪神タイガース
・今一番したいことは?
その中から今回引き当てられたトークテーマは次の4つです。
・好きな私鉄は?(その理由も)
・大阪の20年後、東京や名古屋等と比べてどのような役割を担っていると考えますか?
・大阪のどんな所・場所が好きですか?
・天神祭に行った?
シンプルなテーマから話がいろいろな方向に発展し、ディスカッションは大盛り上がりでした。
詳しい様子は後日改めてじっくりお知らせします。
すでに多くの参加者のみなさんがtwitterなどで感想を発信してくださっているようですのでそちらもぜひチェックしてみてください。
テーマは『「自画持参(BYO:Bring Your Own)」を体験しよう。』。
産業能率大学教授の長岡健氏と、慶応大学加藤文俊氏が考案されたワークショップ「自画持参(BYO:Bring Your Own)」を試験的に実施しました。
このワークショップのすすめ方はとてもシンプルです。
1.参加者それぞれが自分の名前をメモに書き、名前の箱に入れる。
2.参加者それぞれが話し合いたいテーマをメモに書き、テーマの箱に入れる。
3.テーマの箱からメモを一枚引く。
4.参加者はそのテーマについて何をしゃべるか、2分間考える。
5.名前の箱からメモを一枚引く。
6.そこに名前が書かれていた人が2分間スピーチを行う。
7.その後グループで5分間そのテーマについてディスカッションする。
あとは3から7を時間が許す限り繰り返します。
今回は「大阪」というフレームに絞って参加者のみなさんにトークテーマを考えていただきましたが、本当に多様なトピックスが出てきました。
・大阪の魅力は?
・大阪はどうすればもっと良くなるか?
・21世紀の大阪はどうしたら元気になる?
・大阪で一番好きな「まち」は?(好きな理由も)
・おすすめの場所
・大阪のお気に入りスポット
・大阪で一番お気に入りの場所は?
・大阪の行って面白い場所について
・世界に誇れる大阪のモノ・コト・ヒトって何だと思う?
・大阪と東京の違いは?
・大阪ってローカルだと思う?
・大阪の「キタ」と「ミナミ」の違いについて
・大阪府民からみた大阪性、県外の人からみた大阪性について
・大阪での泉州地方のイメージ
・御堂筋のイメージ
・御堂筋をかしきって何かできるとしたら何がしたい?
・大阪の食べ物
・大阪の食べ物について
・大阪の味
・たこやき
・大阪のお土産
・梅田のおいしいお店
・大阪で一番好きなラーメン屋さんは(好きな理由も)
・大阪の女
・大阪の女性について
・大阪人の人柄
・大阪の若者について
・大阪人の好きな所について話して下さい
・大阪の文化って
・大阪のファッション
・関西弁について
・大阪の歌といえば?
・阪神タイガース
・今一番したいことは?
その中から今回引き当てられたトークテーマは次の4つです。
・好きな私鉄は?(その理由も)
・大阪の20年後、東京や名古屋等と比べてどのような役割を担っていると考えますか?
・大阪のどんな所・場所が好きですか?
・天神祭に行った?
シンプルなテーマから話がいろいろな方向に発展し、ディスカッションは大盛り上がりでした。
詳しい様子は後日改めてじっくりお知らせします。
すでに多くの参加者のみなさんがtwitterなどで感想を発信してくださっているようですのでそちらもぜひチェックしてみてください。
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