2016年6月21日に、studio-L大阪事務所で第2回橙(だいだい)賞の授賞式を開催しました!今年の受賞者であるセルジオ・パレローニさんをお招きし、トロフィーの授与と記念レクチャーを開催しました。
studio-L橙賞とは
studio-Lでは、全国で様々なプロジェクトに取り組む際に、たくさんの事例を調べています。これらの事例が私たちのプロジェクトに様々なヒントを与えてくれています。そのなかでも、コミュニティデザインに取り組む上で、特に勇気づけられた事例や実践者に対して、感謝の気持ちをお伝えするためにつくったのが「橙賞」です。橙は、何世代にも渡って実がなり続ける縁起のいい樹木であり、そこから「代々」栄える事業の象徴にもなっています。
第2回受賞者はセルジオ・パレローニさん
昨年の第1回は「友だちの数で寿命がきまる」の著者である予防医学研究者の石川善樹さんにお贈りしました。そして今年の第2回は、ポートランド州立大学教授のセルジオ・パレロー二さんにお贈りしました。
パレロー二さんは、ソーシャルデザイン分野の世界的な第1人者として、建築的な取り組みを通じて災害復興や貧困地域に暮らす人々の経済的自立に貢献されています。代表的なプロジェクトの例として、自然災害で損壊した住居の廃材を使った家具づくりを通して、地域にしごとを生み出す「ハリケーン・カトリーナプロジェクト」などがあります。
授賞式当日は、小さな木製のトロフィーを贈らせていただいた後、パレロー二さんの記念レクチャーを開催しました。レクチャーでは、コミュニティの要望に応えながらデザインを実践するパブリック・インタレスト・デザインの取り組みについてお話いただきました。
パレロー二さん、ありがとうございました!
来年も弊社の設立日でもある「橙の花咲く夏」、8月1日に、第3回橙賞を発表させていただく予定です。
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