2008年2月27日水曜日

雑記

 午前中はスタジオにて有馬富士公園の報告書とりまとめ方針について打ち合わせ。
 午後から京都市美術館にて京都造形芸術大学の卒業制作合評会に参加。E-DESIGNの長濱さんとハーツ環境デザインの鈴木さんが外部審査員として合評へ来てくれる。建築の外部審査員としてきてくれた藤本壮介さんや曽我部さんと久しぶりに話をする。
 夕方から有馬富士公園にて協議会に出席。各部会ともに、協議会で検討してもらいたい内容が整理されていないため、何を議論すればいいのかわからない。協議会委員からも特に話がないため、予定より30分早く協議会を終了する。協議すべきことが無いということ自体は悪いことではない。ただし、協議すべきことがあるにも関わらず、意見が出にくい資料を作成して報告するにとどめた部会の態度には疑問を感じる。
 1999年に有馬富士公園の運営計画策定に関わってから9年。最近では、公園の運営についてはパークセンターのコーディネーターがうまくこなすようになっている。しかし、運営の課題を明確にし、その解決策を探るためにさまざまな事例を調べ、独自のプログラムを構築し、協力者を募って課題を解決するという一連のプロセスがうまくこなせるようになっているわけではない。常に誰かが外部から刺激を与えなければ公園の運営はスパイラルアップしていかないのだろうか。自助努力によって、地域の核となるような公園へと発展することは難しいのだろうか。パークマネジメントはシステムが重要なのではなく、誰がコーディネーターになるのかという「人の問題」が最も重要なのだろうか。

山崎

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